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実際に行って確かめた! 世界一周ひとり旅に必要な費用

わたしは早稲田大学在学中に世界一周ひとり旅をしています!

世界一周の旅費は、どこに行くのか、どれくらいの期間行くのか、ひとりで行くのか、複数人で行くのか――で大きく左右されます。

まず世界一周の定義についてですが、マゼランの世界一周とかと同じような具合に「世界一周」を定義すると、「太平洋と大西洋を越えて、元の場所に戻ってくる」ということになると思います。経線に沿って縦に世界一周というのをしようと思う人はあまりいないと思うので。

つまり、太平洋と大西洋を超えて戻ってくればよいので、弾丸で「十日間世界一周!」とかも可能です。ホテルも、少なくとも2泊を飛行機の中で過ごすと考えると、最大で8泊だけです。必然的に旅費も少なくなります。ネタでやるなら、いいかもしれません!笑 (時差ぼけに苦しめられ、ほとんどが移動時間という世界一周になりそうですが…)

しかし、それは楽しい旅ではないので、もっと長い期間が必要です。一ヶ月もあれば、それなりに「たくさん旅行した」という世界一周ができると思います。

ですが、世界一周ひとり旅って、そもそも楽しくないのですが… (ということは別記事やYouTubeをご覧ください)

旅行する地域によって旅費は変わる!

ヨーロッパや北アメリカを中心に世界一周ひとり旅をしたいのならば(わたしはこれでした)、旅費は高くなります。

しかし、東南アジア、南アジア、アフリカ、南米などに長い期間滞在するならば、宿泊費の占める割合は小さくなります。

太平洋と大西洋をそれぞれ越える航空券の値段は、それぞれ高くて10万を見積もっておけばよいでしょう。時期にもよりますが、日本からロサンゼルスは8万ほど、ニューヨークからロンドンなどは5万かそこらであります。もっと安い航空券もあります。

ちなみに、わたしは世界一周航空券は使用しませんでした。そして他の人にもおすすめはしません。

それ以外にも、鉄道やバスにのったり、それぞれの大陸内での移動もありますが、一ヶ月くらいの旅行だったら、移動費は30万~40万ほどになるでしょう。LCCを使うかどうかでもかなり変わってきます。

宿泊費はドミトリー(相部屋)でよいならば、かなり節約ができます。わたしは相部屋はいやだったので、ほとんど利用しませんでしたが。

なので、30泊すると考えると、相部屋OKならば、アメリカやヨーロッパでも高くて4000円ほど出せば、かなり清潔な相部屋に泊まれます。

4000円×30日=12万円(物価の高い地域のきれいな相部屋に泊まった場合の最高価格)

そんなにきれいでなくてもいい、発展途上国にも行くならば、もっと節約できます。

大体、2,000円も出せばどこでも安宿には泊まれます。発展途上国では、1,000円を下回ることもあります。ロンドンなどはもう少し高くなってしまいますが…

多めに計算して、平均して2,000円の宿泊費だと考えたら、

2,000円×30日=6万円(それほどきれいではない相部屋に泊まったときの宿泊費)

東南アジアなどには、2,000円も出さなくてもいい地域はたくさんあるので、さらに節約することもできます。

では、ずっとひとり部屋に泊まり、ヨーロッパや北アメリカが中心の旅だったならばどうなるでしょう?

旅行のハイシーズンのヨーロッパや北アメリカでも、平均して6,000円ほどでひとり部屋に泊まることは可能です。もっと安い場所もあります。もちろん、日本でいうところのビジネスホテルのような簡素なホテルですが。

どんなに高くても1万あれば1泊泊まれます。

平均して7,000円だったとしても、

7,000円×30日=21万円 (物価の高い地域でひとり部屋に泊まったときの価格)

航空券代が30~40万円だったので、すべてを総合すると、

相部屋の安宿に泊まった場合

30万(航空券)+6万円(宿泊費)=36万円

ひとり部屋の安宿に泊まった場合

30万(航空券)+21万(宿泊費)=51万

もちろん、現地で食事をしたり買い物をしたりするので、プラスで10万つかったと考えても、

50万~60万あれば、簡単に世界一周ひとり旅はできます!

今わたしは、世界一周において、楽しみながら旅行ができる最低日数として一ヶ月は必要だと考慮した上で、30日の宿泊数で宿泊費を計算しましたが、さらに長期間の旅行ならば、ご自身の宿泊数を元に計算してください。

世界一周ふたり旅なら、ひとりあたりはさらに少額に!

日本ではホテルに泊まるときは、人数によって宿泊費が変わります。

しかし、外国ではほとんどの地域で「部屋ごと」に料金が請求されるので、人数が多ければ多いほど、割り勘できるんです!

なので、一万円の部屋にふたりで泊まったら5,000円ずつ出せばオッケー。5,000円の部屋なら2,500円ずつ。

相部屋は、人数ごとにチャージされてしまうので、複数人で旅行するなら、相部屋に泊まるよりも安くなることもあります。

また、相部屋によっては、3人や4人の相部屋のこともあります。相部屋だから、広い。4人の相部屋に4人で泊まったら、よっぽどのことがないかぎり、同じ部屋にしてくれます。つまり、一部屋に泊まるのと同じなのです。(ですが、バラバラにされてしまうこともあるので注意!)

世界一周をふたり以上ですると、さらに旅費が抑えられます。

自分に合った旅のスタイルを見つけて旅行を!

わたしは、はじめ「相部屋大丈夫だろー」と思って、世界一周ひとり旅をスタートさせました。

しかし、実際に相部屋に泊まってみると、全く熟睡できない!熟睡できないから体調が悪い!

それで、途中から相部屋には節約のためにたまに泊まり、メインは安いひとり部屋に泊まるスタイルに変えました。

これは、はじめにすべてのホテルを取って旅行をスタートさせていないから可能だったことです。

なので、最初の数日から1週間分だけホテルを取り、残りは旅行中にホテルを予約することをおすすめします。

実際に経験してみないと、自分のスタイルってわからないんですよね。学生の時に野球をしたいと思って野球部に入ったり、経済学を学びたいと思って経済学部に入ってから、「ん? なんか思ってたのと違う」みたいなことってありませんでしたか?

旅行も同じなので、最初にすべては決めずに、行く先々で、自分のスタイルを見つけながら自分が楽しめる旅行をしてください。

なので結論として、一ヶ月の世界一周ならば、もし相部屋が合わなかったときのことも考えて、60万ほど準備して出発するのをおすすめします!

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